鉢人形

私の水彩画講座ではふだん図や言葉で説明していますが、生徒さんからすれば、言葉の上でわかっても、それを実践するのはなかなか難しいものです。
そこで少しでも参考になればと思い、生徒さんの指導の合間に私も実際に描いて、ポイントポイントで説明を加えながら制作過程を見ていただきました。
今回の絵はそのときのものです。


「鉢人形」　F6号

タリン１３

以前に描いた３０号のタリンの旧市街を小さな４号に描き直してみました。
ちょっといつもと違う描き方を試したので、習作とします。
このテーマを小さな絵で表現するにはどういった描き方をするのがいいのか、もう少し知恵を絞らないといけないみたいです。


「タリン１３」　Ｆ４号

玉葱・白菜

昨秋から水彩画教室で静物画を教えていますが、生徒さんからの要望があって、参考例として私の絵を持参したりもします。
生徒さんにしてみれば、言葉だけで説明を受けるよりも、実例を見ながらのほうがわかりやすいようです。

今回のテーマは冬の野菜で、内容は玉葱、白菜、さつまいも等。
このテーマは過去に何枚も描きましたが、あらためて調べてみると玉葱と白菜をメインに描いたものがない。
ということで、シンプルに玉葱と白菜を描いてみました。


「玉葱と白菜」　Ｆ６号

秋の野菜・果物

縁あってこの秋から水彩画教室の講師を勤めることになりました。
今回の絵は作品として描いたものではなく、教室での参考資料として、制作手順を説明するために描いたものです。
わかりやすいよう、制作過程の各段階で写真撮影しました。

また、教室ではすべての生徒さんにとって構図が良いようにモチーフを配置することは非常に難しいので、そのことを配慮して、あえて無作為にモチーフを置いて、そのまま描きました。


「秋の野菜・果物」　Ｆ６号

１．モチーフ


２．鉛筆下書き


３．地塗り


４．途中その１


５．途中その２


６．完成

花

私の苦手とする花の絵です。
しばらく描かないとまた下手になるように思います。

何を描くにしてもそうですが、中でも特に花は見たままに描いたのではいい絵にならないんですね。
理屈はだいたいわかっているつもりですが、それがなかなかうまくできません。
苦手を克服するには練習するしかないとわかっているんですが。


「黄色い花」　Ｆ２号



「パンジー」　Ｆ０号