コッツウォルズ(2) [風景]
今回は前回の「コッツウォルズ」(1)と同じ場所を違ったアングルで描いたものです。
やや自分でも不満な絵でして、アップするかどうか迷いました。
今回の絵とは関係のない話ですが、日展などの大きな展覧会や水彩画の大きな公募展などに行くと、大作・力作がいっぱい並んでいて圧倒されますね。
たいてい私は途中でぐったりと疲れてしまい、あとはいい加減に飛ばし見します。
こういった展示会の作品の中には、たとえば缶や瓶を並べてまるで写真のように描いた絵、うっそうと重なり合う草をきっちり描き分けた絵、廃工場の中の機械が複雑に入り組んだ絵、海面の波を本物そっくりに描いた絵、このような複雑な絵、超リアルな絵、精緻な絵があります。
こうした絵をすごく上手だなとは思いますが、自分はちょっと好きじゃないですね。
というより、何か違うという感じがするんです。
なんかテクニックが前面に出すぎて、テクニックが表現の手段じゃなくて、テクニックそのものが目的になってしまっているような印象を受けるんです。
正直芸術というよりも技術という感じがします。
もともと日本人は精緻なことが好きで几帳面な国民性ですから、絵画においても自由にのびのびというより、より精細にテクニカルにという方向に行く傾向があるのかもしれませんね。
しかし、さまざまな絵のテクニックが表現を豊かにしますが、テクニックそのものをこれみよがしに見せることが絵を描く目的になってしまっては本末転倒だと思うんです。
ま、これは私個人の好みの問題なので、押し付けはいけませんね。
「コッツウォルズ」(2) F8号
やや自分でも不満な絵でして、アップするかどうか迷いました。
今回の絵とは関係のない話ですが、日展などの大きな展覧会や水彩画の大きな公募展などに行くと、大作・力作がいっぱい並んでいて圧倒されますね。
たいてい私は途中でぐったりと疲れてしまい、あとはいい加減に飛ばし見します。
こういった展示会の作品の中には、たとえば缶や瓶を並べてまるで写真のように描いた絵、うっそうと重なり合う草をきっちり描き分けた絵、廃工場の中の機械が複雑に入り組んだ絵、海面の波を本物そっくりに描いた絵、このような複雑な絵、超リアルな絵、精緻な絵があります。
こうした絵をすごく上手だなとは思いますが、自分はちょっと好きじゃないですね。
というより、何か違うという感じがするんです。
なんかテクニックが前面に出すぎて、テクニックが表現の手段じゃなくて、テクニックそのものが目的になってしまっているような印象を受けるんです。
正直芸術というよりも技術という感じがします。
もともと日本人は精緻なことが好きで几帳面な国民性ですから、絵画においても自由にのびのびというより、より精細にテクニカルにという方向に行く傾向があるのかもしれませんね。
しかし、さまざまな絵のテクニックが表現を豊かにしますが、テクニックそのものをこれみよがしに見せることが絵を描く目的になってしまっては本末転倒だと思うんです。
ま、これは私個人の好みの問題なので、押し付けはいけませんね。
「コッツウォルズ」(2) F8号
タグ:水彩
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