石膏像 [静物]
絵を習っていると石膏デッサンというレッスンがあります。
ここでは入り組んだ形を目で正確に読み取り、紙の上に正確に立体的に再現することを練習します。
でもこうした練習はこつこつとした地味な作業になるので、あまり面白みがなく、みなさん嫌う傾向があるようですね。(出来上がった絵も地味だし...)
色を塗っているときの方が遊び感覚で楽しいです。
ときには今回の絵のようにデッサン用の石膏像を静物画のモチーフにすることがあります。
この場合、石膏像をそのままモノトーン(灰色の濃淡)で描いたのでは周りの色と調和がとれません。
今回はそこを何とかバラバラにならないようにしようと思い、苦労しました。
似たようなことは風景画の中の日本家屋にも言えます。
たとえば瓦屋根と白壁の集落を描く場合など、屋根の黒、壁の白といったモノトーンの配色は周りの緑などの色と調和しにくいんですね。
木造建築などの茶系色も空の青と調和しにくいことを最近教えてもらいました。
一枚の絵の中に異質な色の組み合わせがあると、統一感を出すのがむつかしいですね。(もとの色を無視して全く別の色にすれば話は簡単なんですが、そこまでするのはちょっとねェ)
「アトリエの静物」 A1(約20号大)
「聖ジョルジョ像」 B2(約15号大)
ここでは入り組んだ形を目で正確に読み取り、紙の上に正確に立体的に再現することを練習します。
でもこうした練習はこつこつとした地味な作業になるので、あまり面白みがなく、みなさん嫌う傾向があるようですね。(出来上がった絵も地味だし...)
色を塗っているときの方が遊び感覚で楽しいです。
ときには今回の絵のようにデッサン用の石膏像を静物画のモチーフにすることがあります。
この場合、石膏像をそのままモノトーン(灰色の濃淡)で描いたのでは周りの色と調和がとれません。
今回はそこを何とかバラバラにならないようにしようと思い、苦労しました。
似たようなことは風景画の中の日本家屋にも言えます。
たとえば瓦屋根と白壁の集落を描く場合など、屋根の黒、壁の白といったモノトーンの配色は周りの緑などの色と調和しにくいんですね。
木造建築などの茶系色も空の青と調和しにくいことを最近教えてもらいました。
一枚の絵の中に異質な色の組み合わせがあると、統一感を出すのがむつかしいですね。(もとの色を無視して全く別の色にすれば話は簡単なんですが、そこまでするのはちょっとねェ)
「アトリエの静物」 A1(約20号大)
「聖ジョルジョ像」 B2(約15号大)
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