水芭蕉

尾瀬では広々とした尾瀬ヶ原に咲く水芭蕉というアングルで写真に撮りたいと思っていたのですが、実際は遠くにちらほらと水芭蕉が見えるものの、木道の近くにはほとんどない。
結局尾瀬ヶ原を通り抜けて、やっと間近に咲く群生を見つけたのでした。
印刷した写真を見ると、水面が白く反射して花の色と見分けがつかず、描きづらかったですね。


「水芭蕉」　F2号

パリの街角

パリの大通りでは歩道にカフェテリアがはみ出していたり、キオスクがあったりして、これらが都市景観のおしゃれな雰囲気にプラスとなっている気がします。
ということで、今回はそうしたパリの街角の風景２枚です。


「パリのキオスク」　F6号　　　　　　　「パリの街角」　F2号

落ち葉

数年前、新潟県上越、高田城内の小林古径記念美術館を訪れ、美しい筆致の日本画を堪能したしたときのこと。
季節は紅葉の盛り、城内を散歩していたら遊歩道をびっしりと敷き詰める落ち葉があまりに美しいので写真に撮りました。

最初は写実的に描いたのですが、これが何の面白味もない。
あらためてイラストっぽく描き直したのが今回の絵です。


「落ち葉」　F2号

ローテンブルク２

これも昔の旅行写真から、ドイツメルヘン街道の代表的な街、ローテンブルクです。
まるで絵本のように家や塔が立ち並び、どこをとっても絵になりそうですが、それだけに普通に描いたのでは絵葉書的になってしまう気もします。

ということで1枚目はやや油絵的な味付けを加味したもの。
２枚目は観光馬車をメインにした構図です。


「ローテンブルク２」　F６号　　　　「ローテンブルク３」　F3号
　　

函館 レンガ倉庫の自転車

今回の絵は何年か前、１２月初めに函館の赤森赤レンガ倉庫を訪れたときの写真から描いたものです。
赤森赤レンガ倉庫は横浜のレンガ倉庫と同じように、昔の倉庫の内部を改装したおしゃれなショッピングゾーンで、函館の人気エリアのひとつです。
私はショッピングはあまり関心がなくて、いつも絵になりそうな景色がないか、という目であたりを見回すのですが、このときは倉庫の壁を覆う蔦の紅葉が見事なのを見つけてカメラに収めたのでした。


「レンガ倉庫の自転車」　F2号