第２回 花と水彩画展

昨日から谷町６丁目のミライエギャラリーで「花と水彩画コラボ展」を開催しています。
おかげさまで初日、二日と多くのお客様にご来場いただき感謝しています。
残り４日間も引き続きたくさんのご来場を願っています。

坂本

比叡山の琵琶湖側からの登山口である坂本。
明智光秀ゆかりの地で、「山王さん」の総本宮である日吉大社は紅葉の名所として多くの人が訪れます。
日吉大社の参道のあたりは大小の摂社や寺院が立ち並び、穴太積みの石垣の落ち着いた町並みが続きます。
今回の絵はそんなお寺の一つ、大林院の寺門の眺め。
今年は紅葉の色があまり良くないそうで、そう聞くとそんな気もします。


「坂本」　F8号

明日香村 平田２

秋らしい好天に恵まれて明日香村でスケッチ。
今回の場所は近鉄飛鳥駅から徒歩10分の高松塚歴史公園にほど近い平田地区です。
近くには高松塚のほかにも、鬼のまな板、鬼の雪隠、天武持統陵、欽明天皇陵などの史跡があります。
このあたりの樹木の紅葉はまだ早かったですが、道端の草が色づいて、秋らしい景色になっていました。


「明日香村　平田２」　F6号

姫島

久しぶりの日画写生会は淀川べりの姫島。
この日はよく晴れて、少し風は冷たかったものの、秋のさわやかな空気を満喫して描くことができました。
淀川に突き出した小屋や桟橋はボート係留のための施設のようですが、たぶん河川敷のこうした建造物は法令違反なんでしょう。
もともと粗末な造りなうえに、どこかで拾ってきたような鉄管や木材ででたらめに補強されていて、昭和の感じがたっぷりです。


「姫島」　F８号

タリン19

久しぶりのアップとなる今回の絵はエストニアの首都タリンから、レストランの眺めです。
これまでのタリンの絵はすべて世界遺産に登録されている旧市街の景色でしたが、今回の絵は新市街なので、中世風の建物ではありません。
でも、コロニアル様式とでもいうのでしょうか（私は建築に詳しくないので間違いかも）、直角ではない外形、パステルカラーの壁に大きな窓といった凝った造りがいい感じです。


「タリン19」　F3号