着物の女性４

今年最初の日画写生会は人物画。モデルは和服の女性です。
人物写生会では一日に２枚描くことも多かったのですが、この日は１枚をじっくり描いてみようと思い、紙は少し大きめを用意。
ところがこのところ人物画を描く機会が少ないせいか、意外にてこずってしまいました。


「着物の女性」　P１５号

海辺の少女

日画の講習会の講師を務めることになり、このほど「人物画のヒント」と題して実施。
講習会は少人数なので、インターネットからフリー素材の人物写真をプリントし、それを描くというやり方で勉強しました。
（写真は「フリー素材のぱくたそ」さんからお借りしました。ありがとうございます）
私は指導のかたわら、作例として１枚描きました。


「海辺の少女」　F8号

カジュアルウェアの女性３

日画の人物写生会。
ここ数年は年明けと梅雨時の年２回だったのですが、年々厳しさを増す夏の暑さをできるだけ避けようと、今年は８月に1回加わって年３回に増えました。
ということで、テーマはこの季節らしい「カジュアルウェアの女性」。


「カジュアルウェアの女性３」　P１０号

舞妓さん（３）

別件で以前の絵から数点を選ぶ作業をしていると、描き貯めた絵の中から舞妓さんのデッサンが２枚出てきました。
何年か前に「舞妓さんを描く」講習会に参加したときに数枚デッサンしており、すでに２枚は作品として仕上げましたが、その後、残りがあるのをすっかり忘れていた。
あらためてデッサンを眺めているうちに、色を付けたらどうかという気持ちが湧いてきたので、とりあえず１枚仕上げることに。

実は鉛筆の下書きで終わっている絵はほかに何枚もあるのですが、ほとんどはそれを描いた時の熱意が再現せず、そのままになっています。


「舞妓さん（３）」　F6号

浴衣の女性

久しぶりの人物画はこの時期の定番、浴衣の女性です。
白地の浴衣なのでバックを普段よりも濃い色にしました。
また、姿勢の動きに注意を払い、できるだけ細かい描写は抑えて描きました。
（じっとしているのに「動き」というのは変な表現ですが、人物画の場合、体や頭の傾きやねじり、手足の力の入れ方の強弱、重心の偏りなどがある場合に「動き」と言ったりします）

あとで見るとモデルさんは長い髪を後ろでまとめていたのですが、私のいる位置からはショートヘアのように見えました。

ところで今回からサムネイル画像を小さくしました。
お手数ですが、クリックしていただきますと大きい画像が見られますので、よろしくお願いいたします。
（今までもクリックで大きい画像が見られたのですが、サムネイル画像が中途半端に大きかったため、クリックすることに気づかない方がおられたので）


「浴衣の女性」　Ｐ１０号