京都府庁旧本館

この日の日画写生会の集合場所は京都御苑の下立売御門。
メンバーの多くは御苑内やすぐ前の聖アグネス教会を描きましたが、歩いて５分ほどのところに京都府庁があるというので、私を含めて数人がそちらに向かいました。

府庁の旧本館は明治の建築物で、重要文化財に指定されています。
しかし正面位置は門が閉ざされていて、フェンス越しに旧本館が遠く見えるだけで、私にはどうも構図のイメージが浮かびません。
そんなわけで、私一人断られるのを覚悟のうえ、守衛さんのいる東門までまわって敷地内で描けないか頼んでみると、一人だけだったためか、幸運にもＯＫしてくれました。


「京都府庁旧本館」　Ｆ８号

コメント 4

オ〜(^^)vラッキーでしたね
こちらを選んで正解でしたね 独占！
明るく素敵な絵です
by チャー (2019-02-25 09:19) 

チャーさん　私は建築は素人ですが、特徴的な屋根と出窓、白い柱とオレンジの壁、正面入口上のバルコニーとスロープなど、西洋建築の粋が集約されていて、大変格調高いように思いました。
敷地内でアングルを自由に選べたのは本当にラッキーでした。
by 裕々 (2019-02-25 11:44) 

現役時代支店勤務時代のビルが戦前の建物で、暖房はスチームで
電源コンセントは少なく、床の大理石はすり減りと時代が付いた
建物でしたが、今考えると物凄く金をかけた建物だったのです。
by クッキー (2019-02-27 17:03) 

クッキーさん　私なんかは若いころは戦前の建物を単に「古臭い」としか感じていませんでした。
しかし歳をとるにつれて思うようになったのですが、やはりお金をかけてしっかりした設計のもとで建てられたものは格調があっていいですね。
その点、戦後の高度成長期に建てられたもので、東京タワーなどは例外として、後世に残してほしいものはほとんどないように思います。


by 裕々 (2019-02-27 18:23)