タリンの花屋通り

エストニアの首都タリン。
新市街から世界遺産である旧市街に入る城門の手前に花屋さんが５，６軒ほど並んでいます。

私が行ったときは道路工事中で、実際は右側に工事用の塀があったのですが、絵では邪魔なので取っ払いました。


「タリンの花屋通り」　Ｆ２号

ヴェネチア２

多くの方が描いていてありきたりかもしれませんが、ヴェネチアの水路とゴンドラの取り合わせです。

実はこの図はこれまでに何枚も描いたのですが、いずれも思うような絵にならず、今回飽きもせずまた描きました。
こうして試行錯誤をしていると、やがてちゃんとした絵が描けるのではないかと思いつつ．．．


「ヴェネチア２」　Ｆ２号

グリッツァーナ・モランディ２

昔行ったイタリア北部の都市ボローニャ近郊のグリッツァーナ・モランディ。
２０世紀最高の静物画家と称されるジョルジョ・モランディのアトリエがあった美しい小さな村です。
この絵の場所はその近くの美術館を訪れた際のワンショットだったと思います。

もとの写真は構図的に今一つな気がして、多少変えました。


「グリッツァーナ・モランディ２」　Ｆ２号
　

止々呂美Ⅲ

千里中央からバスで北に向かい、山ひとつトンネルを抜けたあたりが止々呂美。
里山を背景に棚田や畑に農家の集落が点在していて、懐かしい日本の原風景を思わせる眺めが広がっています。

大阪からの近場であり、絵描きたちがよく訪れる写生地ですが、農繁期のこの時期、地元の方の迷惑にならなってはいけないので、ちょうど近くにいた方おふたりにそれぞれご挨拶し、どの場所なら迷惑にならないかなどをお伺いしました。
両人とも、「だめとは言いませんが．．．」と言葉を濁しつつも、どうやら普段から絵描きのことを快く思っていない印象です。

そんなわけで、私は畔道あたりで描くのは遠慮して、国道から描きました。


「止々呂美Ⅲ」　Ｆ８号

慶沢園２

私が講師を務めている水彩画教室で天王寺公園へ野外写生に行きました。
生徒さんがあまり散らばると私が巡回できないので、写生する場所を公園内にある日本庭園「慶沢園」と隣接する河底池に限定。

この日はぐるぐると巡回して生徒さんに個別指導しつつ、少しでも参考になれば、ということで、終了前に生徒さんを集めて、私が実際に描きながら手順や留意点などを詳しく解説をしました。


「慶沢園２」　Ｆ６号