バーゼル13

去年行ったスイス、バーゼルの古い家の並んだ一画です。
この眺めは以前に描いたことがありますが、気に入った景色なのでもう1枚。
前回は縦構図でしたが、今回は趣向を変えて横構図に。
実物通りだとうまく納まらないので、横構図に合うようデフォルメしました。


「バーゼル13」　F2号

唐辛子

唐辛子は以前にも何度か描いたことがありますが、そのときはわらで唐辛子を爆竹のように束ねたものや、茎があってその枝先に唐辛子がたわわに実ったもので、要するに見てすぐ唐辛子とわかるようなものでした。
今回のは数は多いけれど、赤い実だけ。
省略しすぎず、精密すぎず、ということで描き込みの加減に苦心しました。


「唐辛子1」　はがき大



「唐辛子2」　F0号

堺 出島港

10月に入っても暑い日が続いていましたが、日画の写生会が堺市の出島港で行われたこの日は秋の風が感じられました。
出島港は港内にヨットハーバーと漁港が隣り合っていて、漁船の向こうにはヨット群が見えていました。


「堺　出島港」　F8号

ピオーネ

おすそ分けで葡萄をいただきました。
品種は「ピオーネ」。大粒で、見た目が巨峰とそっくりです。
ところで、私には旅行などで景色を眺めるとき、つい風景画の構図を考えてしまう癖がありますが、最近は果物を見ても、静物画のモチーフにしてはどうかと考える癖もつきました。


「ピオーネ」　F3号

ハルシュタット湖

オーストリアのハルシュタット湖は中欧ヨーロッパツアーで人気の高い観光地です。
なかでも教会の尖塔が印象的なこのアングルはハルシュタット湖の代表的景観ですが、やや絵葉書的なので、絵にすることにわずかにためらいがありました。
とは言え、いい景色であることは間違いないので、結局は描くことに。


「ハルシュタット湖」　F2号