梓川

これも上高地に行ったときの写真から、梓川です。
どうということのない景色ですが、扱い方によっては絵になるのではないかと思い、枯木と川の色に着目して描きました。
梓川は上高地では水が美しい碧（あお）で、下流にいくと普通の川の色に変わります。不思議ですね。（蛇足ながら、この絵の場所から少し下流の田代池では赤いです）


「梓川」　F2号

田代池

ずいぶん昔に行った上高地、田代池の眺めです。
上高地は日本有数の景勝地で、中でも田代池は河童橋と並ぶ代表的なビューポイント。
そういう有名な景色を描くのは抵抗がありましたが、やはり独特の神秘的風景の魅力に勝てず、私なりに描いてみました。
夏の田代池です。


「田代池」F6号

明日香村 栗原２－２

以前に明日香村で描いた絵のリメイクです。
何年か前の絵を見ると、そのときは気づかなかった欠点に気づいたり、今ならできることがそのときはできなかったんだなということがあります。
一進一退ですが、それでも少しは前進していると思いたいですね。


「明日香村　栗原２－２」　F6号

鉢人形

私の水彩画講座ではふだん図や言葉で説明していますが、生徒さんからすれば、言葉の上でわかっても、それを実践するのはなかなか難しいものです。
そこで少しでも参考になればと思い、生徒さんの指導の合間に私も実際に描いて、ポイントポイントで説明を加えながら制作過程を見ていただきました。
今回の絵はそのときのものです。


「鉢人形」　F6号

八坂神社

今回の日画の写生地は京都、丸山公園周辺。
私は公園から八坂神社境内を見た構図に挑戦。
思い切り大きく鳥居を入れてみました。
道の隅っこで描いていたのですが、すぐ傍を中国人観光客がいっぱい通っていて、絵を覗きこんだり、スマホに撮ったり、話しかけてきたりと賑やかなことでした。


「八坂神社」　F8号