明日香村 立部2 [風景]
日画の写生会で明日香村に行きました。
すすきはもっと少なかったのですが、それでは寂しいので増やしてみました。
ここで描く場合、用事のついでに急いで描くことが多いので、今回はじっくり描いてみようと思ったのが裏目。
ていねいに描こうと意識し過ぎて、つい細かいところまで修正したりしているうちに、少しおとなしい感じになってしまいました。
「明日香村 立部2」 F8号
すすきはもっと少なかったのですが、それでは寂しいので増やしてみました。
ここで描く場合、用事のついでに急いで描くことが多いので、今回はじっくり描いてみようと思ったのが裏目。
ていねいに描こうと意識し過ぎて、つい細かいところまで修正したりしているうちに、少しおとなしい感じになってしまいました。
「明日香村 立部2」 F8号
阿騎野 [風景]
阿騎野は万葉集にでてくる地名で、今の奈良県宇陀市大宇陀です。
軽皇子(のちの文武天皇)が17歳のころ、狩りでこのあたりに野宿したとき、随伴した柿本人麻呂が
「東(ひむがし)の野に炎(かぎろひ)の立つ見えてかへり見すれば月傾(かたぶ)きぬ」
と歌いました。
柿本人麻呂の代表作とも言われ、万葉集の中でもとくに人気の高い歌のひとつです。
「かぎろひ」とは東の空が赤く光ることで、冬季、朝日が出るまでのわずかな時間に見える現象です。(「かぎろひ」を単に朝日とする説など、諸説あるようです)
この歌がうたわれた場所とされている「かぎろひの丘」で、万葉文化館友の会のスケッチ会が行われ、これに参加しました。
私は大昔の貴人たちの狩りに思いを馳せながらこの絵を描いたので、タイトルを「大宇陀」ではなく、「阿騎野」としました。
「阿騎野」 A3大
軽皇子(のちの文武天皇)が17歳のころ、狩りでこのあたりに野宿したとき、随伴した柿本人麻呂が
「東(ひむがし)の野に炎(かぎろひ)の立つ見えてかへり見すれば月傾(かたぶ)きぬ」
と歌いました。
柿本人麻呂の代表作とも言われ、万葉集の中でもとくに人気の高い歌のひとつです。
「かぎろひ」とは東の空が赤く光ることで、冬季、朝日が出るまでのわずかな時間に見える現象です。(「かぎろひ」を単に朝日とする説など、諸説あるようです)
この歌がうたわれた場所とされている「かぎろひの丘」で、万葉文化館友の会のスケッチ会が行われ、これに参加しました。
私は大昔の貴人たちの狩りに思いを馳せながらこの絵を描いたので、タイトルを「大宇陀」ではなく、「阿騎野」としました。
「阿騎野」 A3大